「今夜は月が綺麗ですが、
とりあえず死ね!」
「今夜は月が綺麗ですが、
とりあえず死ね!」
「今夜は月が綺麗ですが、
とりあえず死ね!」
漫画のタイトルが素晴らしいので3回言いました。
なんと言ってもタイトルに称賛
この漫画のタイトル、
「今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね」
これ、ホント素晴らしいタイトルだと思う。
本屋で何か本を探しているときにこんなタイトルの漫画が目に飛び込んできたら、あまりのインパクトにとりあえず手に取ってみる。という人は多いのではないでしょうか。
月が綺麗ですけどとりあえず死んでくださいってもはや意味分かりませんw
ただ、意味は分からないけど、とてつもなく興味を惹く。
漫画やアニメ大国の日本では、様々な種類のアニメや漫画が溢れているので、内容は面白くてもタイトルがパッとせずに埋もれてしまっているものも多数あると思います。
とりあえず手に取るという行動すら起こさせられず見向きもされない…
実際書店で大量の漫画が陳列されているなか、1つ1つ手に取って表紙をまじまじと見たりすることはないですからね。
その点でこの漫画のタイトルは、
とりあえず手に取ってみるという行動を起こさせるのに特化しているタイトルだと思います。
実際僕も書店で漫画を探している時に、パッと目に入り、気付いたら手に取ってました。
このまま行くと、タイトルだけで語り終え、漫画の内容に一切触れない記事になってしまいそうなので、タイトルについて熱く語るのはこれぐらいにしておこうと思う。
恋愛感情が殺意へと変わる
この漫画の特徴である
「恋愛感情が殺意へと変わる」
というもの。
相手に対する恋愛感情が大きくなればなるほど、殺意も比例して大きくなっていく。
しかもそれに連れて身体的な強さも増していく。
なかなか斬新なコンセプトの漫画です。
恋愛感情が殺意へと変わるということは、異性同士が関りをもっていれば、いずれ感情に変化が起こり、その二人の間にも恋愛感情(=殺意)が芽生える可能性があるということですよね。
ということは、
例えば、神城の入った組織である「ルーディメント」。
この施設の主力メンバーに「江藤 遼子」という女性がいます。
IDの感染者で怪力に目覚めた九州訛りの言葉の女性。
この女性は現在病院で入院している、クソッタレな彼氏さんに対して「殺意」が芽生えてますが、今後の展開次第では、仲間に対して恋愛感情(=殺意)を持つ可能性だって充分考えられますよね。
というか、もし恋愛感情を持つ相手が2人になったり、他の人に移ったりしたらどうなるんでしょうか…
「好きな人が多ければ多いほど強くなれるよ!」
みたいに、不倫マスター最強!(=政治家最強!)って感じではさすがにないですよね…
1人に対する思いが強ければ強いほど、身体能力的にもアップする感じですし…
でもギフトの件もあります。
好きな人がいっぱいいる場合、その分ギフトが多くなって、いろんな能力が解放されるかもしれません。
まぁ今後この漫画でそんな人物が登場するかは謎ですが。
登場すれば要注目です。
また、恋愛対象が移ったらどうなるのか。
これは殺意を持つ相手の対象が変わる程度で、これといって他には何もなさそう。
強いて言えば、ギフトでの能力解放の内容が変わるかもしれませんね。
あと、江藤さん以外で気になる女性キャラと言えば、やはり「林さん」でしょう。
林さん
小さなころから感情が欠落してるので、恋愛感情を持たない=殺意に目覚めないという特徴があります。
そして何故か身体能力が異様に高い。
しかし、神城と何回か交戦する中で少しづつ感情が芽生えてないか!?という場面がいくつもあります。
感情のない人間がこんな
寂しそうな顔できるものか
というワケでゆくゆくは神城に対して恋愛感情が芽生えID感染者になるのではないでしょうか。
林さんは神城に殺されたい。と言っているので、神城に殺されそうになった瞬間に、林さんのIDが解放されてめちゃくちゃ強い林さんが誕生するとかかもしれませんね。
そしてこの漫画のメインヒロインである「花園 魅香」。
彼女の力は増幅しすぎて力もめちゃくちゃ強くなっている風になってます。
ということは、神城に対する思いが強すぎるということ…
町中の男子から狙われるレベルの美女からそんな熱烈な恋愛感情を向けられるとは…
あなた、
これが現実世界なら死んでますよ
ネイブさんについて
ネイブさん
「ルーディメント」という組織を作り上げた張本人「ネイブ」。
ネイブのID感染による能力が明かされた時からずっと思っていた。
ネイブの能力は、
「ID感染者に触れたら死亡させる」
という感染者に対してチートレベルの能力。
しかし、ID感染者の能力は、
「好きな相手に褒められた部分が覚醒する」
というもの。
ということは、ネイブの好きな人はネイブの何を褒めたんだ!?
「ID感染者を殺害しまくるネイブさんかっこいい!」
みたいな感じの女の人?
しかもネイブはそんな狂った女の人が好きだったってこと?
その辺りが謎である。
ライバル組織の主要メンバーとも面識があるようですし…
元はライバル組織側の人間で、なんらかの手段によってID感染者に触れただけで死亡させるという能力を解放させたが、そのチートすぎる能力を持って組織を抜けて単独行動に出たとかだろうか…
今後ネイブの過去話とかもあると思うので、楽しみなところでもあります。
まとめ
今後の展開次第ではまだまだ面白くなりそうな作品です。
途中まで読み進めて思ったのは、
「バトルスペック系の漫画やん…」
みたいな感じで少し残念な気もしてました。
タイトルが衝撃的だったので、その分過度な期待をしすぎたというのもあると思います。
しかし読み進めていると、案外面白い。
今後の展開で気になる部分もたくさんあります。
7巻以降も楽しみにしています!
今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね(1) (月刊少年マガジンコミックス)