最近漫画の「ミスミソウ」を読みました。
なんか映画化もされるようですね…
これ、映画化すんのか。
タイトルで、「グロイ、切ない、胸糞悪い」みたいなこと言ってますが、別に皮肉を言ってるわけではないですよ!
面白いかと言われるとまたベクトルが全然違いますが、とにかくすごい作品ですw
読んだことない方はちょっと覚悟しといた方がいいかもしれませんね。
これ、映画化したらどうなるんだろう。
めっちゃ気になる。
気が向いたら見に行ってようかなw
超絶簡単なあらすじ
この漫画の主人公の「野咲 春花」。
彼女は東京から田舎の学校へ転校してその学校でイジメにあっていた。
このいじめが相当ひどいもんで…
カラスの死骸を机に入れられるわ、画鋲で刺されるわ、ボウガンみたいなもので撃たれるわ…
ボウガンみたいなものは、当たってはないものの、春花の横スレスレを狙って撃って来たりする。
当たったら大けが間違いなし。
めちゃくちゃです。
こんないじめに遭っていた春花は、遂に学校に行かなくなった。
懸命な判断だと思う。
しかし学校に行かなくなってから、あるクラスメイトがお見舞いに来た。
クラスの中では目立たない陰キャラそうな女の子。
実はこの子、春花がこの学校に転校してくる前にいじめにあっていた。
春花が転校してきて、いじめのターゲットが春花に変わったため、この子はいじめられることがなくなっていた。
しかし、春花が学校に来なくなった今、いじめの対象が再度この女の子に向いていた。
その流れで、春花を連れ戻せばいじめるのをやめるみたいな感じになり、女の子は見舞いという形で春花に接触した。
しかし春花は学校へ行かなかった。
その間、そのお見舞いに来た女の子はいじめられていた。と同時に春花のことを恨んだ。
そしてこの女の子とその他のクラスメイト達はある日、とんでもない計画を実行した。
その計画が、「春花の家を燃やすこと」。
その日春花は外出しており、遅くまで家に帰らなかった。
家に帰ってみると、家が全焼している。
正直この展開を見て、
う、うそだろ・・・?
と思いましたがマジです。
イジメにしては度が過ぎている。
なんだこのぶっ飛んだ展開は。
そしてなんと、春花の両親は死んでしまった。
妹はギリギリ息があったが、全身黒こげの意識不明の重体。
ここから春花は精神崩壊。
春花はクラスメイト達に復讐するべく動き出す。
あらすじはここまで。
※ここからネタバレ等も含みます
読み終わった感想等
まさかのいじめからの発展で、両親は焼き殺され妹は意識不明な重体という最悪な展開。
これはまだ1巻の終わり時点なのですが、とんでもない展開でスタートしてしまいました。
クラスメイト達にここまでされたら、そりゃ復讐心も芽生えます。
そしてここから復讐の鬼と化す春子。
最初はこんな目に遭わされたクラスメイトを許すな!という気持がありましたが、取り返しのつかない展開になっていくに連れて、もうやめてくれ…という気持ちに変わっていく。
読んでいる側の感情の起伏も半端ではない。
しかも、各シーンの描写も、漫画の絵の感じに似合わずグロすぎる。
あぁ・・・
表紙やタイトルの雰囲気から、「感動系の漫画かなんかかなー?」みたいな軽い気持ちで読み始めたりしたら完全な事故です。
僕は結構こういうグロイ描写のある漫画を読むことが多いので結構慣れてますが、それでもちょっと「うっ…」っとなりました。
内容も同じくとんでもない。
終わってみれば超バッドエンド。
クラスメイト達は殺戮の限りを尽くし、春子が想っていた男の子も最悪な人間で、春子自身も死んでしまう…
なんだこれ!
本当に救いようがない。
とは言え、全然面白くなかったですクソ漫画でした。
という感じでもないんですよね。
良い意味でも悪い意味でも心に刻みつけられるような衝撃作品。
この漫画を読んでから実際に友達とかに、決しておススメできるような内容ではないにも関わらず勧めている自分がいました。
このブログでもしっかりと紹介してますしw
作者さんも思いきったなという感じです。
漫画を読み終わった瞬間、なんか心が空っぽになってしまったような不思議な気持ちになりました。
面白いのか?と言われるとなんか違う感じがしますし…それでもなんか、読んで損したー!みたいな気持ちにもならない。
衝撃だけが先走って、思考が追いつかない感じでしょうか。
言葉で表すのがめちゃくちゃ難しいw
基本バッドエンド系の作品はあまり好きではないのですが、この漫画に関しては他のバッドエンド作品とはまた違う印象を受けました。
もし、まだ読んだことがないのであれば是非一度読んでみて欲しい作品の1つです。
ただ、グロいのが苦手な方は絶対に控えた方がいいですw
まとめ
以上、漫画「ミスミソウ」を読んだあらすじや感想等でした。
今まで読んできた作品の中ではトップレベルの衝撃作品でした。
感想を言葉で表現するのも難しかったw
もし読んだことがない方は、是非覚悟決めて読んでみてください!